■フィルムカメラのデジカメ化(YASHICA ELECTRO 35 GX 2号機編)
2023年3月4日公開
2023年に入ってからの久しぶりのデジカメ化は、ヤシカエレクトロ35GXの2号機である。またまた訳あってポチったため、早速改造である。

1号機(左)とのツーショット
1号機の時に、GXのレンズの写りが良く気に入ったため、よく持ち出していたのであったが、今回も選んだのはシルバーである。どうもキラキラなのが気に入っているのか、最近の購入カメラはシルバー系統が多くなっている。(笑)
ピカールで磨くと磨きがいがあるのも理由である。
今回使用するデジタル部はα5100にした。実は別機種のボディが、不幸にもシャッター幕のリボン切れを起こして動作不能に堕ってしまったため、転用することにしたのである。同機種が何台もあるので、いまさら修理する気にはなれなかったのが理由である。(トホホ、、)
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■ YASHICA ELECTRO 35 GX 2号機 編
2号機も、これまでのコンパクト機同様、クリーニングからスタートである。
今回のボディは、一応動作するシロモノではあったが、定番のモルト除去と清掃、裏ぶたの貼り皮剥がしからスタートであり、まあ定番の作業ということになる。さらに、巻き上げると異音を発するのも1号機と同様で、この時代のこの機種の持病なのかもしれない。ただ、1号機のときにどのように直したかが全く記憶になく、試行しながら思い出していくのであった。前回は結果オーライ的に終わったので覚えていなかったが、今回は仕組みまで理解することができたのは進歩かもしれない。ようはレリーズ機構が引っかかって戻らず、巻き上げにより強制的に外れて戻るのが異音の原因であった。これは少々の注油と調整により回避できた。
今回は他のデジカメ化したボディからの移植であるので、部材搭載検討がメインとなった。搭載と言っても、単に取り付け加工を進めるのみといった内容で、目新しい話題はないのだ。
裏面カバーも他機種用に製作してもらった余りの部品の流用である。従って、粛々と取り付けるだけであった。
シャッター同期信号の取り出しも1号機と同様である。
まあ、もともと他機種で動作していたので、ほぼ丸一日で完成である。
最近はあまり何に関してもやる気が起きなかったが、今回は久しぶりに集中でき、これをやっている時がやはり一番楽しいのであった。