iPad World

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iPad初代機との衝撃的な出合いからすでに何年も経過しているが、Appleからはほぼ毎年新しく進化した機種が出るのでこのペースについて行くのは大変である。今年も新しいiPadの噂が絶えなかったが、11月になってまた進化したiPadが発売された。早速入手したわけで通算で5台目となり、初代は姪にプレゼントしてしまったが他はすべて所有している。いったい4台も何に使用するのかという外野の声をものともせず、ハード面の話題よりはむしろアプリや利用に関するインプレッションを中心に取り上げていきたいと考える。

 

iPadは手書き入力専用マシン

管理人は、普段PCの文字入力はPCに装備されているIMを使用していることが多いのだが、のんびりと文章を書く時はもつぱらiPadによる手書き入力を使用している。どうもキーボード入力時は気が張って思うような文にならないからである。特にメモ的な文はささーっと書きたい訳で、その点手書きによる作文は入力しているという意識もなく文章に集中できるのが良い。更に、IMの漢字変換に頼り過ぎたためか最近は漢字をかなり忘れてしまっているようだ。手で書くことで、忘れてしまった漢字を再び呼び覚ましたいと考えるのである。そういゆう意味で、iPad上での手書きで文を書く(入力ではなく)ことは紙に書く感覚に近く煩わしさがないと感じる。やはり人間はキーボードを打つより鉛筆などで書く方が慣れていると思うのは、果たして自分だけなのだろうか?

wacompenprinstoniPadで現在最も気に入っている手書きアプリは7notesというエディタで、手書き感覚が秀逸である。手書き認識も軽快で普通に文字を書いている感覚でコンピュータを相手にしているという意識もなくブログなどの文章にはもってこいのツールである。現にこの文章も手書きで書いている。手書きをする上で重要となるアイテムは、やはりペンであろう。元々タブレットは指で操作することを前提にしているが、文字の手書きは指では書きにくいし余り馴染みも薄い。鉛筆やペンの方が慣れているからタブレットにはスタイラスペンによる手書きが適当だと思うし物にはこだわりたいものだ。現在愛用しているのは二種類で、ワコム製とプリンストン製だ。ワコムは先が細めのゴムのペン先であり、プリンストンはペン先は堅く小さな円板が取付いている。前機種まではプリンストン製が書きやすかったのだが、iPadAirはパネルの仕様が変更されたらしくワコム製の方が認識度合いが良いようだ。iPadの機種によって反応の違いがあるので、使い分けている。

カタい文章作成には机に向ってキーボード入力を使い、ソファーやコタツなどでユッタリ文章作成する時はキーボードを持ち歩かなくても紙にメモするようにタブレットからスラスラ書くというスタイルが快適だ。