■ フィルムカメラのデジカメ化KONICA C35 FD編

2019年4月1日公開

終わったはずのコンパクト機であったが、C35 flashmaticを改造した際に上位機種ということで入手してみたいと思っていたのができたのでトライしたのである。同じヘキサノンでもF1.8の写りを期待しての入手であった。ただ、FDは中古価格が異常に高いと感じていたので、この個体はジャンク上がりである。それを何とか修理、稼働させられたため、今回のターゲットとした。ブログにそのあたりの経緯はすでに以前掲載済みである。


flashmatic(右)とのツーショット。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

■ KONICA C35 FD

構造はflashmaticとほぼ同様である。今回は、デジタル部にNEX-3Nを初めて使用した。USB給電をサポートしているのが理由である。本機のようなコンパクトなボディにおいては、充電のたびに裏蓋を開けて電池を取り出すのが少々ストレスになってきていたことからも、そろそろNEX-C3から卒業したいとの思いもあったのだ。

エミュレータの搭載は、横幅が収まらないため折り曲げて収納した。この辺りはC35 flashmaticと同様である。ただ、リジッド基板は曲げると割れるので、切れたパターンをジャンパー線で再接続をしている。

実装は、元のフタのフィルムゲート側に固定している。NEX-3Nも5100同様にSDカードスロットが基板上に搭載されているので、少しでも厚みを減らすための処置である。

とりあえず、押し込みに押し込んで何とか組み立ては完了した。