現在のメインマシンはiMac 27′ (2011) ですでに三世代前機種となってしまったが、Retinaデスプレイモデルが出れば買い換えても良いと思っている。今年は12月にMacProの新モデルも発売されるとのことで、よもやiMacのRetinaモデルが近々に出ることはないと思うが、出ないかなと期待もしている。

 

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iMacのSSD増設

iMac 27′ 2011は2012年の2月に購入して以来メインマシンとして使用して来たのであるが、 使用していて唯一の不満はディスクアクセスのスピードにあった。元々AppleStoreのCTOで購入したものであるが、将来自力でアップグレードできそうなオプションは除外し、その分CPUやグラフィックチップはオプションの最高グレードを選んだのであった。さらに、本来ならドライブはSSDを選びたかったがCTOオプションのSSDは非常に高価であったためドライブは標準のままの5400rpmハードディスクに甘んじたのだった。いづれはSSDに自力で交換か増設するつもりでいたのだが、iMacの分解はかなりハードルが高いので、暫くは我慢して来た。それでも1年を経過すると他の使用中のマシンはすべてSSDを起動ドライブにしているため、メインマシンのディスクの反応は除々に気になり始めたため、保障期間を過ぎたのを契機にチャレンジすることにした。

iMac中身

右サイド中央付近のDVDドライブの裏面位置に両面テープで固定した

 ネットで調査すると、購入した頃はSSDを増設するとFanが高回転で暴走するというニュースが多く見受けられたが、1年以上も経過するとそのような記事も目につかなくなっており秋葉の通販でも前面パネル脱着工具や配線キットも普通に販売されているようであったため、購入して実行に踏み切った訳である。

だが残念なことに結果は無惨にも有償修理行きとなり、ロジックボード交換という憂き目を見ることとなってしまった。Fanが高回転になって何をやっても改善しなかった。増設したSSDを外してもである。何度も取り付け、取り外しを試みたあげく、なすすべを無くしApple Supportへ電話するはめとなった。何せメインマシンであったので修理しないわけにもいかず、有償修理で扱ってもらえるたのは良かったが¥50000の出費は痛かった。 原因は、SSDのケーブルをメインロジックボードに刺すためにロジックボードを外さなくてはならないのだが、はずさず無理に倒して取り付けたことによる部品破損のようだ。修理に出す前に写真を撮っておいたのを修理後の中身と見比べて判明した。

絵に描いたように失敗にはまり込んだあげく出費までしたのであるが、せっかくSSDやケーブルキットを購入したので、メゲずに修理から戻った後再チャレンジで何とかSSDを増設することが出来た。反応は快適となったのは言うまでもないが、余計なことをしたもんだという反省もあり複雑な心境である。

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