次のカメラターゲット

このところカメラの話題からは遠ざかっている。というのは、次なるターゲットが定まったからで、そう考えると今までのように他のカメラに全くといっていいほど目移りすることがなくなったからである。今注目しているのは、第一に3月に発売されるオリンパスのとあるカメラだ。これは今までの嗜好とは全く路線が異なるものであるが、現在進行中の楽しみを継続するにあたって利用可能かを期待するものである。

更に、今年のメインターゲットは、いわずもがな、PENTAXのフルサイズに決まりである。家のカメラといえば、親父のフィルムカメラも含めてPENTAXが主流であり、所有している機種もPENTAXが一番多い。最初に入手したNIKON Dfはデジカメ入門の一歩であって自分的には異彩な存在であるのだが、やはりPENTAXへの思い入れは別物なのである。

昨年のリコーイメージングの特許公開情報の中でも気になるものは、11月に公開された透過率と反射率を瞬時に切り替え可能なフィルターというもので、これはレフレックスミラーをバタバタさせずに撮影可能なミラーを実現できるという技術ではないかと想像する。であれば、一眼レフ機に今後も心血を注ぐというリコーPENTAXの意気込みを表わしていると理解できる。

世の流れはミラーレスへ向かうということは否定するものではないが、バックフォーカスが短いカメラのレンズ設計は難しいという情報をきくにつけ、マウントを変更することなくバックフォーカスの長い一眼レフの方がテレセントリック性能的には有利であるということでレフレックス一眼はまだまだ生きる道があるということだと思える。ここに来て、PENTAXがフルサイズ機の年内発売を表明したこともあり、また各種の新技術を盛り込むという開発者の表明もあり、入手しない理由は見当たらない。新技術好きにとっては、写真機としての性能以前に面白技術に魅力を感じるのである。

ということで、3月のオリンパス購入予定以降はPENTAXのフルサイズ発売までの期間カメラの購入は考える必要もなく、資金を残しながら別の電子工作などに励みつつ、気長に待つということになるであろう。勿論、写真撮影には時間がある限り出るつもりであるが、、。

最近は少々閉塞感を味わっており、今週は悩ましい確定申告の季節でもあるのだが、CP+の話題を見るにつけ妙に熱くなった今日この頃といった感じである。