最終形エミュレータの動作チェック

エミュレータは基板化したのであるが、動作確認しないと実機に組み込んでからでは修正が厄介となるので、バラックで組み上げてチェックした。

プリント基板は1枚製作しても3枚でも価格は変わらないので、今回は3枚手配したのだが、動作 OKを確認しないとマイコンへのプログラム書き込みも無駄になるし最初は避けては通れないのだ。ましてや、久しぶりにパターン設計などをしたものだから、ちょっとドキドキでもあった。

動作確認には基板上には全ての部品を実装しておかねばならないので、まずは実装を完了させた。

マイコンをオールインワンに搭載したおかげで、鬱陶しい配線は3本のみとなり、非常に快適に進む。

あとはNEXの基板やセンサーを接続して電源を入れるだけである。

結果的にはエラーも出ず、シャッターをオンすれば撮影動作に入り画像も表示されたので、動作しているのが確認できたのである。と言ってもセンサーは養生中であるので、真っ暗な画像ではあったが。(笑)

この部材を搭載するターゲットは今の所決まっていないのであるが、ここまで見届けておけば基本は押さえたことになる。これまでは、Arudinoを設置するのに苦労したのであるが、今後はMEのような極端にスペースのない機種は別として、だいぶ楽になるはずである。