9月

まだまだ残暑厳しい日々であるが、いつのまにか9月である。先週初めからまた体調不良に見まわれ、おとなしくしている。

前回の投稿からおよそ3週間、この間にやったことといえばPENTAX KX2号機である。K2を行なった際、発注したカバーはもともとKXの手作り板金カバーから図面化したものであった。寸法的には同じで行けることがわかっていたので、3個製作し、後でKXにもフィードバックするつもりでいたものだ。さらにNIKON New FM2も同寸法であることがわかっているため、合計3個にした。フィードバックといっても1号機はお気に入りなので、もはや手を入れたくはなく新規製作とした。

1号機(左)と2号機

今回も、組立構造は最新のエミュレータ基板のフィルムガイドレール側搭載である。というか、この板金のもともと想定している厚みでは、KX1号機のような方式では取り付かないのだ。本当は、板金の厚み方向の寸法を1mm薄く設計したため、K2で初めてやってみた構造にしなければ、取り付かなかったというのが真相であった。つまり設計ミス、、。(笑)おかげで良い配置を得ることになったわけだが、。

KX2号機に続いて着手したのはNIKON F2アイレベルである。今回ブラックモデルが入手できたので、またもややる気が出たのだ。

ほぼ最終段階にあるが、今回も板金カバーを発注中で、納品を待っている状態にある。まあ、体調が回復するまでは細かい作業はしんどいので、休憩である。

F2に関しては、シルバーモデルの製作時に懸案となっていた、フィルム巻き戻しレバーの出っ張りが始末できなかったのだが、まだ少々出っ張るが我慢できるレベルにできた。

製作当初のレバーの状況。ちょっと比較しにくいかな。当初の半分程度にまで引っ込めるのに成功しているのだが。いつのまにかダイヤルスイッチも搭載している。

もう少し低くするには、F2をバラして中空シャフトを抜いてカットせねばならず、そこまで手を入れるのは躊躇われるのである。