イメージセンサーゲット

 

このところレンズ沼で溺死寸前であったが、かねてより狙っていたイメージセンサーをようやくゲットすることができた。サイズはAPS-Cで、今では低い610万画素の中古デジカメを安価で入手することができ、これをバラして取り出した物だ。

APS-C母体はCANONのEOS Kiss Digitalでバラしても悔いの無い価格で中古ショップに出ていたのと、この機種は同時期に発売された他メーカがCCDセンサー搭載機が多かったのがCMOSセンサーを採用していたのも入手の動機となっている。物自体は外観は非常に綺麗で傷などもなく、恐らく前のオーナーは丁寧に使用していたに違いないが、その辺りを店員に尋ねると昔は値段が高かったため丁寧に使用していたのではないかとのことで、壊すのは少々ためらわれたがCANONのレンズは所有していないので試し撮りもできず、即解体ということになった。

 

今回初めて最近のデジカメ一眼レフを解体したわけだが、その作りのチープさにはがっかりした。フレームは芯には金属板が使用されていたが、基本的なフレームを形作っている構造はプラスチックで作られており、レンズマウント部でさえレンズ取り付け部材を除いてプラスチックフレームだ。新品価格がいくらなのかは調べていないが、まるで昔のラジカセをバラしているような雰囲気だった。まあ、目的はセンサー入手にあるのでこんなものかと思ったが、現在所有しているDfやPENTAXも同じなのかと考えると、もはやデジカメは貴重品ではないことがよくわかる。3年もすれば相場価格も下落し新機種に変わるのだと思うと、ボディには価値無しなのかと出費した値段を考えると少々寂しい話だと思ってしまう。昔ながらの光学メーカさん、これでいいのだろうか?と思わず呟いてしまった。

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とにかく、とりあえずセンサーが入手できたので、もともとの原点にある電子工作に勤しむ準備に入ることにしようと思う。