2015年のスタート

新しい年がスタートした。あまり目出たくもない年初で、まあいつもの気だるい元旦となっただけであるが、今年のカメラ関係は技術革新の嵐に見舞われるのかもしれないというので期待したい。話題のSONYの新製品がどのようなものか期待が大きいし、PENTAXもフルサイズの一眼レフを発表するかもしれないとの噂もあり、資金を準備して臨まなければならない一年となるのであろうか。NIKONは何を秘めているのか、はたまた無策の後継機種症候群のままか。

そんなことを考えつつ自分といえば、進行中のフィルムカメラのデジカメ化は光学系の壁にぶち当たっており停滞している。年越しとなってしまったが、どうやらこれは越えられない壁のようである。とは言え折角の冬休みであるので、現状の改良は取り組んでいる。

プロトタイプはとりあえず写れば良いとの目標であったので、もう少し見てくれを改善しようとトライすることにした。元々の構想ではバッテリーをどう料理するかで本体の厚みに関わってくるとは思っていたが、当初の計画通りフィルム室へ収納する改造をやってみた。

DBack2

まあ弱冠薄くできたレベルではあったが、前よりはましといったところかと思う。ただし、フィルム室へバッテリーを入れたため、裏蓋オープンのレバーはバッテリーに干渉するため上げたままにしなければならないので、もう一つである。

Dback3

 

LCDの取り付けもイマイチであったが、これを検討するのに組み立て分解を繰り返したおかげで予備在庫のNEX-C3の部品を2台分も壊してしまい(FPCケーブルはとにかく弱い)、更に細かく検討してもどうせ光学系の課題がクリアできないと考えるにつけ、これ以上熱もはいらずテーピング止めで妥協してしまった。それでも今後はせめてもう5mm薄くできないか、シャッターユニットを止める手立てを検討中である。今の所、まだ撮影は可能な状態には保っているが。

ターゲットのLXも、一台が動作不良に見舞われ(ミラーアップで動作不能というフィルムカメラの末路の症状か)しかももう一台は削りの手を入れてしまったため、このテーマを続けるにはマトモなボディがなくなってしまった。(もう一台の極上LXには手を掛けないつもりであるので)

結局、更に一台入手することになった。これによりミラーアップの動作不良の個体を使用して、LXの構造を知るべく分解を強行してみたのだが、まあ予想通りジャンクにしただけだっだ。

LXs

 

 

何にせよ、新しい年をスタートするにあたり今年もこの路線が継続されるかは不透明であるが、改造テーマはまだあるので今の所改造チャレンジに終わりはないと認識している。在庫もまだあるので、未だ懲りていないのだ、、、。