蒸し暑い季節到来

今年も、蒸し暑く騒々しい季節の到来である。自分は過去25年にわたり京都の企業でサラリーマンをしていたのだが、勤務地が市内でなかったこともあり、このような喧騒とは無縁であった。しかし、退職後一旦田舎に引っ込み、3年前からウイークデーのみ再び京都で仕事をすることになったため、寄宿舎として街中に部屋を借りたのだったが、まさか祇園祭の真っ只中にある場所とは知らず、この季節になって初めて知ったのであった。コンチキチンの騒音(笑)と、また、今年は最近まで朝夕は涼しいと感じていたのだが、3日前頃から蒸し暑さもまるで約束したようにやってきて、夏の到来といった趣きである。

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出勤前に、準備中の四条通りの長刀鉾を DP2Mで

何せ、宵山、宵宵山ともなると道は人で溢れ、帰宅するのに普段なら5分の道のりが30分以上要するのである。当然こちらは観光ではないので、まあよそ者としては迷惑な話であったのだが、今年で4年目ともなると少し慣れてきたのかもしれない。

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先週末の帰り道にはなかったのが、この土日に組み立てられたようだ。DP2Mにて

部屋の周辺の道では山鉾の組み立てが終盤となり、街はいやでも祭りムードであり、またここも人で埋め尽くされることであろう。しかし週末近くには台風が直撃するかもしれないとのことで、どうなることやら。週末は自分は田舎に帰るので、人を掻き分けるのは宵山までであるが、。4年目ではあるが、これまで山鉾巡行は見たことがないのだ。

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寄宿舎前の綾小路の様子 DP2Mにて