α7RM2のその後

α7R2を使い始めて2週間である。風景取りには25mmで良かったのであるが、やはりマウントアダプター経由では他マウントのレンズを装着すると妙に長くなることもあり、Eマウント用でもう少し狭い範囲を切り取れる一本が欲しくなり追加入手した。

_P3M0645

全体的にはBatisよりこちらの方がバランスはマッチしているかも

今回はツァイスのLoxia 50mmF2というMFモデルを選んだ。価格も手頃で質感も良く、α7RM2とマッチするデザインが気に入ったのである。

で、何時もの場所へ撮りに出かけた。今回は50mmということで、画角の近いDP2M(換算45mm)も試しに持ち込んだ。

_DSC0319

<α7RM2の画像>DP2との比較のため、画像サイズをDP2と同サイズに縮小

詳細を観察してみると、想定はしていたが偽色が出ている。

偽色

自分が求める高解像描写ということにおいては不満がないのであるが、ディテールの描写はヌメッとした感じで煙突の表面など塗り絵のようで、、、。

DP2M0741

<DP2Mの画像>今回はSonyと似た色になるようレタッチしている

まだ2週間程度の使用期間ではあるものの、これまで参考にFoveonとの比較を観察してきたのであるが、40Mピクセル越えでボディ価格が40万越えであっても、15Mピクセルで1/10価格のFoveonにベイヤーでは太刀打ち出来ないのだなあということである。(自分の好きな解像感の比較という意味に限ってのことであるが)高解像度ディスプレイで鑑賞する時以外は影響がないので、問題とは思っていないのであるが。

されど、そろそろベイヤーに別れを告げて、高画素に走るのではなく新たなセンサーで新境地を見つけ出すことは考えていないのであろうか。デジカメに入り込んで1年半の駆け出しが言うのも何であるが。

こうなると、無理な要望となるのであろうがシグマにはMerrillセンサー搭載のレンズ交換式DPを出して欲しいと強く感じた。dpQuattroはディテールの描写が自分的には×であるし、SD1 Merrillはもう一つ魅力を感じない。

残るはペンタのリアルレゾリュ−ションがいかほどのものか、に興味が湧いてる。