Pentax K-1

兼ねてより噂があったPentaxのFF機が先週発表された。当然、即日予約したのであるが、当初の月産数は7000台ということであるので、漏れるやもしれない。うまくいけばゴールデンウイーク前には入手できるのかもしれない。

仕様的には、特許出願されていたミラーの透過性を瞬時に制御できるミラーを用いて、パタパタさせない一眼レフ機となるのだと期待していたが、どうやら採用は見送られたようである。注目していた機能はそれだけだったので少々残念ではあったのだが、まあ、現在家にあるレンズで一番多いのはKマウント(M42も含み)用であるので、記念すべきモデルの発表ということで躊躇はなかったのだ。更に、このところのカメラ価格の高騰を予想して40万ぐらいかと思っていたが、25万程度ということで驚きである。

しばらく時間があるので、待っている間にLXデジモドキでもいじって過ごそうということにして、現在3号機を製作中である。もはや新しいことは何もないのでトピックスには掲載しないが、製作途中は以下のようなものである。すでに完成は近く、例のごとく配線作業前で停滞しているのだが、、。好きではないのだ、配線は。

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壊したと思ったNEX-5Nの基板が修理により復活したので、K-1入手まで何もせずにはいられないのである。

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今回はブラケットがないので、裏蓋に直付けという構造である。プロトタイプ製作時にカバーを加工屋さんに発注していたのであったが、エミュレータ完成により厚みが薄くなり使用できなくなったので、今回はこれを加工してさらなる薄型化を目指すのに役立てている。ブラケットの厚み分が削減できるので、更に3〜4mm薄くなる予定である。電池サイズによる制限のため、この辺りが限界であろう。

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現在、LXは5台になっている。フィルム専用機は別として、3台分のデジモドキ化が進行中ということである。

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このような取り組みをおよそ2年にわたりやってきたのであったが、最近、特許を調査していて以下のようなものを見つけたのである。

内容はフィルムカメラの裏面に取り付ける「カメラバック」という名称であるのだが、出願はN社である。(特許庁のサイトより)

 

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注目なのは登録になったのが昨年であるということと、発明者があの「Df」開発責任者であることである。

実は同社による同様な出願はもっと古くから存在するのは知っているのであるが、さすがにデジカメ時代全盛期の今の時期に再度登録の動きがなされるとは思いもよらなかったのである。まさか製品化するとは思えないが、ひょっとして、、。

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(以下省略)

 

 

また、過去には似たようなものもある。あの米国のK社が製品化した?(定かではない)ものらしい。

 

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こうしてみると、この取り組みも全くただの浪費などではないことがわかるであろう。