梅雨も終盤か

梅雨空もそろそろ終盤のようで、今年もまたコンチキチンの響きが夏の到来を告げる季節となった。

これまで銀塩カメラ(ジャンクに近い)を多数入手してきたので、撮れるのかを確認するため久々に撮りに出てリバーサルをラボへ持っていったところ、プロビアが置いてあるのを発見したので試しに購入してみた。これまではベルビアを使用していたのだが(というよりこれしか知らないだけだが)、プロビアの画質も以前から興味があったためである。プロビアを初めて詰めて撮りに出て、久々にデュープをしたのである。機材は、カメラはPENTAX MZ-3にFA Limi 43 1.9で、デュープはNEX-6である。最近はデュープ機材はNEX-6に変更している。

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なんだか、ベルビアと比較して良さげであると感じたため、またしばらく銀塩も持ち出すのが楽しそうである。これなら無理に銀塩をデジタル化などせず、そのまま楽しんでも良いのではないかと感じさせられる。

一方、梅雨のひきごもり用として行っていたPENTAX MEのデジタル化は一旦完成した。もう一つ熱が入りきれていないのだが、一応、単独で動作するまでは確認ずみである。

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とにかく今回苦労したのは部材の配置であり、今回はエミュレータ関係の部材配置はセンサー取り付け側にまで及ばざるをえなかったのである。また、LXのようにシャッター信号を取り出す方法が難しく、ワインダーの信号が底面に出ているとはいえそのためのコネクションの目処が立たず、ワインダーの信号を直接配線で出すという方法となった。配線がブラブラするのはうるさいので、そのうちに修正したいとは思うが、。

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さて、フィールドに持って出るにはまだ課題がある。電池をフィルム室へ入れるとフタが閉まらないのである。Arduinoの設置場所をLXと同様にしたのに無理があったようで、フタを作り直さないとダメかもである。MEはコンパクトなのは良いのだが、このような取り組みにはスペースが厳しいということである。基板が小さいNEX-C3をベースにすべきであったのかもしれない。