New FM2 一号機のその後

週末になると天気が悪く、気分もすっきりしない休日を過ごしていた。

頼んでいたFM2用板金が入荷したので、早速組み替え作業となった。今回のエミュレータ基板は4次ロット(笑)製作分を初めて使用した。3次ロットは8枚製作したが、残1枚となったための補充であった。またまた少し設計変更をしている。バッテリーケーブルを短くできるように変更したのだったが、時すでに遅し。

最上が3次ロット

今回は基板屋で角穴を開けてもらった。コストがさほど高くならないことが判明したからである。ただ、いつも両面レジストを指定していたのだが、今回は相手のミスで片面しか施されて来ず、問い合わせたところ値引きしてくれるとのことで了承した次第である。レジスト塗布忘れが部品実装面ではない側であったので、影響がないと判断したのである。よりによって今回は10枚製作したのに、、。

板金も少し設計を変更したのだが、見切り発射で2重扉方式を想定した寸法で依頼していたため、ちょっと寸足らずである。蝶番方式はもうひとつということで、今回は元々の方式で仕上げようと変更したのが仇となった。1個¥10000なので、我慢して使用することにした。

ということで、不幸なFM2一号機は、一旦は復活できたのであったが、、。

まだLPFは未搭載

この個体は蓋を閉めると開けられないことが判明したのだ。ロック解除機構に遊びが大きく、巻き戻しクランクレバーが飛び出ないようにシャフトをネジに交換しているのが仇となっている。よって、もう一台へ鞍替えするまでしばし中断である。動作確認は完了しているので、ピント調整が残っているだけだが。

どうも最近は難続きである。このサイトを運用しているサーバーも異音がしている。ハードディスクが寿命かも。突然昇天するかもしれない。