ネガティブな話題

飛び石連休なので、間を休みにして今日から4連休とした。天気はあまり良くないみたいである。

足踏みしていたFM2一号機も、クランクノブのダミーシャフト(ネジとスペーサー)を工夫することで復活した。ただし、現状はIRカットLPフィルターは元々付いていて今回の事故で右下部が欠けた物を流用している。有効画素面からすると片隅が少々カバーできていないが、ちょっと様子を見たい理由があるためである。たとえフィルターであったとしても、交換するにはNEXを一台潰さなくてはならないので。

不幸続きであるので、しばらくネガティブな話題を掲載しようと思っている。

FM2チタンをしばらく使用していて気がついたのであるが、センサー表面(正確にはフィルター表面)に円弧状の筋がつき始めたのである。これはシャッターが擦っていることが原因と判明した。センサーの削り量を弱冠多くしすぎたためと思われる。オーバーインフは良しとしていたのが仇となったようだ。現在は、無限遠が出るギリギリの位置までマウントから離す処置を施し、様子見をしている。このような理由から、一号機も同様な可能性もあるため、先に書いたように欠けたフィルターを仮に搭載しているのである。

どこが擦っているかといえば、縦走りシャッター幕のつなぎの揺動部分である。(薄いリベット状部品)

やはりセンサーのミラーボックスへの侵入位置は、かなりギリギリということである。恐れていたこととはいえ、ちょっと引いてしまう事実なのだ。

そこで、久しぶりにLX二号機の登場となる。LX二号機は、現状新規製作や稼働中機の動作不良時に部品の故障を特定するためのリファレンス機として運用しており、さらに新しいアイデアを実験するのにも使用している。

今年の初め頃に、当時、IRカット+LPフィルターを割ってしまい、新たなボディを潰しては交換するのを何回も経験したため、フィルターを部品単体で入手できないか調査したことがあった。結果、個人を相手にしてくれるメーカーが見つかりIRカットのみではあったが、入手しLX二号機につけてみたのだった。(ローパスは無いので、どんな画質になるのかはやって見なけりゃわからない。)ただ、標準品(寸法固定)はそこそこの値段(1個¥3000)であるが、サイズを指定すると特注ということで、先方の担当者いわく、カットが大変なので高くつきますよ、とのことだった。一応見積もりをもらったのだが、1個¥15000ということで一旦諦め標準品に甘んじて入手した。当然、素人がうまくカットなどできず、ようやく一枚センサーへ取り付けられる形にできた(笑)のを取り付けて見たのである。

LX二号機の現状

そのまま放置していたLX二号機であったが、今回のフィルター擦れ発生により再び出動となるのである。この時入手したフィルターは厚みが0.3mmなので、現状のフィルターより薄いのである。(元々のものは、実測で0.7mm弱)それで、もしもFM2の擦れが再度発生すれば検討の余地もあるかと思い、再びフィルターの検証をしようということになった。しかし、1個¥15000はキツイ、、。

あと3個残っているが、うまくカットできる自信ないためお蔵入り

何を検証したのかといえば、単純にどのように写るのかということである。

これが、納品時に添付されていた成績書(?)で、素人が見ても「はあそうですか」といったところである。IR領域は確かにカットされてますなあ、、。

当初、撮った画像はやはり本物とは異なり赤みがかっており、このような行き当たりばったりの方法では無理があるねと感じて、それきりお蔵入りであった。その時、デジタル部のホワイトバランスをカスタム設定にしてまあ見られるかなという程度で評価は終えていたので、今回改めて撮って見たのである。ちなみにLX二号機はその用途からこれまで他機種のようにセンサーの削り調整はしていなかったが、今回FM2のセンサーが表面にチョット傷がついたので、それと交換している。ピント調整も完了しており、通常レンズ使用も可能となっている。

 

WBオート

WB カスタム設定

味見程度では良し悪しなどはよくわからないかな、、、。