12月も半ば

今年も残すところあと半月となり、忘年会シーズン真っ盛りである。胃腸が弱ってきている昨今、飲みに出るのは億劫となってきている。

しばらくネガティブな話題を掲載しようと思っていたのであったが、気分もネガティブとなるので取りやめ、その後FM2一号機は、外販メーカーから購入したフィルターをつけて試めし撮りを行なっていた。

以前、フィルターのカットが上手くいかなかったのでLX2号機につけて放置状態であったのが、FM2のシャッターとセンサーの擦れ問題によりそのフィルター使用の再見直しを余儀なくされたのである。それで、フィルターカットの改善策としてガラスカッターを調査していたところ、良い製品を見つけたのである。

ミツボシダイヤモンドというメーカー製のPenettという刃先を持つカッターで、チョットそこいらのホームセンターでは入手できないシロモノである。思わぬところに改善策があるかもと思い、実は偶然にもこのメーカーには前職を同時期に退職した元同僚がいるので、早速連絡をとったのであった。毎月行なっている飲み会(OB会)時に顔を合わせていたのに、そのような製品も作っているなどとは全く知らなかったのである。聞いたところ、代理店での購入は可能であるが、結構高価なので取扱店を紹介しますとのことで、購入した次第である。

薄板用のそれは43000円もするのであるが、流石に手が出ず、同じ原理の構造を持つ刃先の付いている安価な方(といっても13000円)にした。

早速残っているフィルターを試しにカットしてみたところ、感動の切れ味である。何れにせよ、ガラスカットはかなり慣れが必要で残りのフィルター3枚のうちまずまずの出来で成功したのは1枚であったが、以前使用したカッターとは雲泥の差であった。失敗は練習用に回した。

1枚は上手くいったので、気を良くして早速FM2に取り付け、しばらく試し撮りに持ち出していた。

35mm角の標準品から30mm x 22mmへカットしたIRカットフィルターを取付

 

撮った一部の画像を参考に掲載。

それで、なんとなく先が見えた気がしたので、新規にフィルターを入手した次第である。今回は、IRカット+ARコート品で、厚みは0.2mm。それでも特注カット品の価格に比べれば1/4である。

ただし、歩留まりをあげないと特注品と同等のコストとなってしまうので、カット技能の精進が必要ではあるが。